- 自己破産したことが知り合いにバレないか心配…。
- 自己破産したことを誰かに知られたらどうしよう…。
- 夫に明かしていない私の黒歴がバレないか不安…。
自己破産することへに抵抗を感じる一番の理由はなんですか?
✓ブラックリストに載るから。
✓クレジットカードが作れなくなるから。
✓銀行ローンが組めなくなるから。
本当の理由は別にあると思います。
返済困難な借金を抱えてもなお、自己破産に踏み切れない一番の理由は、“自己破産したことを誰かに知られてしまうのが怖い”からではないでしょうか。
要するに、“世間体”を気にしているのが一番の理由なのかも。
その後、起業し結婚して今は何不自由ない生活を送っています。ただ、夫は私が自己破産をしていることを知りません。
(たぶん、知らないはず…)
私の経験上、日常生活の中で友達や知り合いに自己破産したことがバレてしまいそうになったことは一度もありません。むしろ、自己破産したことで日常生活に影響が出ることもほぼありません。
ただし、夫にはバレてしまうかも?という瞬間があります。
本記事では、「夫に自己破産したことがバレそうになる瞬間」を3つご紹介します。
とはいえ、自分から信用情報の開示請求をしない限り、基本的にバレることはありませんのでご安心ください。
自己破産していることがバレそうになる瞬間3選!
結論から言うと、夫が銀行員などの金融関係にお勤めの場合は、普段の生活の中で「もしかしたら自己破産しているのでは…」と勘付かれる瞬間があるかもしれません。
例えば、クレジットカードを持っていなかったり、過去の通帳がなかったり、ちょっとしたことがきっかけで怪しまれる可能性はあるかもしれません。
ちなみに、銀行員や金融機関に勤めている人だからといって、妻の信用情報をチェックすることはできませんので、ご安心ください。
一方、夫が金融関係の仕事をしていない場合はどうでしょう。私の経験上、夫に自己破産がバレるかもしれないと思った瞬間が3つありました。
[jin_icon_search]夫に自己破産がバレるかもしれない瞬間3選!
- スマホの買い替え時。
- 賃貸契約を自分名義でする時。
- 住宅ローン審査の時。
上記の3つの瞬間は要注意です。とはいえ、どういう時にバレそうになるのか事前に知っておくことで、夫に自己破産していたことがバレる可能性を避けることができます。
では、1つずつ解説していきます。
①スマホの買い替え時
自己破産しても携帯の契約ができなくなることはありません。しかし、注意しなければいけないのが“スマホ機種の買い替え”の時です。
例えば、最近のiPhoneって機種代だけで10万円するものもありますよね。安いスマホでも5万円以上するのは当たり前です。
一般的に、機種変更する時は以下の2通りの方法があります。
[jin_icon_search]スマホの機種代どうしてる?
- 機種代を一括払いで購入する。
- 機種代を分割払いにして毎月の携帯代と合算する。
ほとんどの人は②の分割払いを選んでいるのではないでしょうか。
しかし、自己破産してブラックリストに登録されていると、スマホ機種の分割払いを選ぶことができません。つまり、機種代は一括払いで購入しなければいけなくなります。
なぜなら、“分割払いは借金”なので“審査が必要”になり、信用情報が照会されます。
この時、自己破産歴があると信用情報に異動情報(ブラックリスト)が記録されているため、分割払いの審査に落ちてしまいます。
そのため「分割払いができない」という状況に“違和感”を覚えるはずです。
もし、自己破産歴があることを知らない夫と一緒にスマホ機種の買い替えに行くときは、ご注意ください。
②賃貸契約を自分名義でする時
結婚して夫婦で暮らす住まいを賃貸契約する場合、夫名義で契約するのが一般的?なのかもしれませんが、もし自分名義で賃貸契約をしなければならなくなった時は注意が必要です。
なぜなら、最近の賃貸契約は“保証会社による信用情報の審査”が実施されるケースが増えてきているためです。
これは家賃の滞納を防ぐためです。つまり、入居者が家賃を滞納した場合に保証会社が家賃の建替えを行うシステムです。

また、自己破産していなくても、クレカの滞納などがある場合でも要注意かも。
もし、妻名義で賃貸契約ができないと「過去に何かトラブルがあったのではないか」と疑われても仕方ありません。
③住宅ローン審査の時
「住宅ローン減税」って聞いたことありますよね?
例えば、共働き夫婦が4,000万円の住宅を購入しようとして、銀行で住宅ローンを組む場合、夫が2,000万円、妻が2,000万円という形で住宅ローンを半分ずつ持ち合えば「住宅ローン減税」による“節税効果”があります。
そのため、ハウスメーカーの営業マンは、夫婦それぞれで住宅ローンを組むことをすすめます。
この時、「私はローン組みません」なんて言えませんよね。(笑)
夫婦でローンを持ち合えば、住宅ローン減税を受けるこ都ができるにもかかわらず、「私はローン組みません」って言うと、“離婚”を考えているのかと夫に不審に思われます。
自己破産がバレる以前に、夫婦仲が険悪にあり離婚の危機を迎えてしまう可能性が出てきます。
この時、あなたの取るべき選択肢は2つ!
[jin_icon_search]住宅ローンの持ち合いを提案された時に取るべき選択肢
- 自己破産した過去を打ち明ける。
- 堂々とローン審査をして落ちる。
絶対にやってはいけないことは「私はローン組みません」と頑なに拒否することです。離婚する気もないにも夫に不審に思われる言動は避けてください。
笑ってごまかしつつ、夫を“ヨイショ”して讃えてあげましたよ。
「すごいよー。やっぱり一生懸命働いている人って社会的ステータスが高いんだね。尊敬します。わたしなんてあなたの足ものにも及びません。」
「これはつまり、あなたが一生嫁を面倒みなさい!って言う神様のお告げなのかもしれないね。私は一生面倒見てもらう所存ですのでよろしくお願いします。」
適当に夫を“ヨイショ”して良い気分にさせて、住宅ローン減税は諦めましょう。(笑)
マイホームが完成するころには、妻だけ住宅ローン審査に落ちたことなど忘れているし、むしろ気にも留めなくなっていますから。
ちなみに、住宅ローン審査に落ちてもその理由を明かすことはありませんので、自己破産がバレることはありません。
ただし、挙動不審な様子を見せたら「もしや?」と勘付かれる可能性がありますので、あっけらかんと堂々としておきましょう。(笑)
「自己破産したらクレジットカードが持てない」は嘘!?
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※家族カードは審査なしで発行できます。
まとめ:日常生活でバレることはほぼない
自己破産しても、日常生活の中で友達や知人にバレる心配は全くありません。
とはいえ、夫にはもしかしたらバレるかも?っという瞬間が3つありました。
[jin_icon_search]夫に自己破産がバレるかもしれない瞬間3選!
- スマホの買い替え時。
- 賃貸契約を自分名義でする時。
- 住宅ローン審査の時。
ただし、上記の手続き時には信用情報の審査があることを事前に知っておけば、ヒヤヒヤした瞬間を避けることもできます。
しかし、すでに結婚している状況で、夫(もしくは妻)に内緒で借金を作ってしまった場合、自己破産すると家族に知られてしまうことは避けられません。
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- クレジットカードやカードローンの借金がある。
- 返済し続けて3年以上が経過している。
- 返済を続けているのに元本がなかなか減らない。
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