自己破産

自己破産する借金の目安はいくら?破産申請者の27%が負債総額100~300万円です

  1. 返済を続けているのに借金の元本が減らない…。
  2. 滞納が続いて遅延損害金が発生している…。
  3. このまま返済し続ける自信がない…。

借金を抱えている人なら1度は『自己破産』について考えたことがあるかもしれません。

とはいえ、自己破産したら人生終了…みたいなイメージもあるし、そもそも「自己破産するほどの借金なのか」と思ったことはありませんか?

結論からいうと、自己破産しても人生終了ではありません。自己破産すべき借金額かは返済能力によって異なります。ただし、100万円以上の借金があれば自己破産を考えてもおかしくありません。

本記事では、「自己破産をした人の借金額の統計データ」を紹介し、借金200万円で自己破産した私の体験談を語りたいと思います。

借金100~300万円で自己破産する人は全体の27%

2017年度の自己破産者の借金額

こちらのグラフは日本弁護士連合会による2017年破産事件記録調査のデータを参考に作成しています。

この調査結果によると、自己破産者の27.22%が100万円-300万円の借金を免責したことを報告しています。

ちなみに、社会人として働いている人なら、クレジットカードや銀行カードローンを利用すれば、100万円~200万円の借金は普通に作れてしまう金額です。

つまり、多くの人が自己破産してもおかしくはない借金を背負う可能性があるということ。

住宅ローンを組まない限り、個人が1,000万円以上の借金を作ることは現実的に難しいです。高額の借金を自己破産している人の多くは事業経営者であり、借金の理由も事業資金であることがほとんどです。

上のグラフは「個人で抱える借金は100万円を超えたら返済が困難になるケースが多い」ことを示しているとも言えますね

自己破産する人は年間8万人以上

上記のグラフは平成26年から平成30年までの自己破産件数(赤)個人再生件数(青)の推移を示したグラフです。

平成30年(2018年)の自己破産件数は80,012件です。

つまり、年間約8万人以上が借金額100~300万円で自己破産をしていることが上記のデータから算出でき、その件数は年々増加しています。

なお、自己破産は借金問題を解決するための債務整理と呼ばれる手続きの1つです。

債務整理には「任意整理」「個人再生」「自己破産」の3つの手続きがあり、それぞれに特徴があります。

  • 任意整理
     
    あなたに代わって弁護士や司法書士が代理人となり債権者(銀行やクレジットカード会社、消費者金融など)と交渉し、利息分のカット、元本の返済スケジュールの見直しなを行う手続き。
    ※裁判ではないため、財産が差し押さえられることはない。
  • 個人再生
     
    裁判により借金残高を1/5~1/10まで減額し3年~5年で返済するようにリスケする手続き。
    ※マイホームや車などは財産差押えの対象から外れる。
  • 自己破産
     
    裁判により免責を認めてもらうことで、借金の返済義務がなくなる手続き。
    ※マイホームや車など、所有する財産すべてが差押えの対象になり。

上記の3つの債務整理の特徴をざっくり分けると、裁判を必要とするか否かです。

「個人再生」と「自己破産」は、裁判を介することで財産差押えと官報に個人情報が掲載されるというデメリットがありますが、借金を大幅に減額もしくは免責にできるというメリットがあります。

一方で、裁判を必要としない「任意整理」は利息分のみがカット(減額)されるため元本の返済義務は残ります。

ただし、「任意整理」は財産差押えがなく官報に掲載されることもないため家族や職場にバレる心配がない、というメリットがあります。

借金は減額できる可能性があります!

以下に当てはまる人は要チェック!

  • クレジットカードやカードローンの借金がある。
  • 返済し続けて3年以上が経過している。
  • 返済を続けているのに元本がなかなか減らない。

任意整理により返済残高を大幅に減らせるかもしれません。

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今すぐ法律の専門家(弁護士や司法書士)に相談するか『借金減額シミュレーター』で借金がどれくらい減額できそうか診断してみることをおすすめします。

※借金減額シミュレーターは弁護士法人が提供する無料のネット診断サービスで、匿名でも利用できます。

クレジットカードと銀行系カードローンの借金200万円を自己破産した私の体験談

私はクレジットカード2枚を限度額いっぱいまでリボ払いで利用し、それと同時に銀行カードローンも利用するようになりました。

私の借金200万円の内訳

  • 楽天ゴールドカード:100万円
  • 三井住友visaカード:50万円
  • 銀行カードローン:50万円

当時の私は26歳のOL。さすがに200万円の借金はやばいです。

私の借金のきっかけは“ドバイ旅行”でした。
旅行中に2万円だと思って購入したネックレスが、クレジットカードの明細を見ると18万円!? しかも、騙されたわけではなく私のレート換算ミス…。

当時のレートは忘れてしまいましたが、ドバイの通貨1ディルハムは日本円で約30円のところを、タイのバーツ(日本円で約3.5円)と勘違いしたのが原因です。

約6,000ディルハムのネックレスを2万円くらいだと思ってクレジットカード払いした結果、それが18万円に。

その時、楽天ゴールドカードの利用限度額を旅行期間中の1ヶ月だけ増額申請していたため、高額利用があってもカードが止められることはなく。

想定していた旅費に加え、羽目を外し過ぎてしまった分とレート換算ミスで購入してしまったネックレス代の請求額は50万円超。

貯金もそんなになく、翌月一括での支払いが難しかったため、銀行カードローンを申し込んだ結果、50万円の利用枠をゲット!

この時、「借金しても何とかなるじゃん」って思ってしまったのが間違いでした。

予期せぬ請求額とカードローンの50万円枠を手にしたことで、私の中で何か吹っ切れてしまいました…。

その結果、1年ほどで借金は総額200万円にまで膨れ上がりました。

普通のOLが借金200万円を自力で返すのはほぼ無理…

1人暮らしで普通に働いている20代女性にとって、借金200万円は返済できる金額ではありません。

例えば、毎月5万円を返済し続けても完済までに約5年返済総額は270万円を超えます。

例)200万円の返済シミュレーション

  • 借入(元本)額:200万円
  • 借入金利:14.6%
  • 毎月の返済額:5万円

➪ 返済期間:4年8ヵ月(56回)
➪利息手数料:757,033円

三菱UFJ銀行の返済シミュレーションで算出しています。

自業自得とはいえ、毎月5万円を返済に当てる生活を5年も続けるのはほぼ不可能です。

さらに、返済が遅れると遅延損額金まで発生します。

≫借金200万円は返済可能?毎月5万円返済できなければ債務整理したほうがいい
※借金の滞納は債務整理よりヤバいです。

何度か返済が遅れる月が続いた結果、クレジットカードは強制解約されリボ払いの返済のみが残りました。

そして、毎月の返済のための現金を作るために、銀行カードローンを返しては引き出し、返しては引き出しを繰り返す自転車操業に陥りました。

ちなみに、この時すでに借金を完済する目途などなく、とりあえず毎月の返済をなんとかやり繰りすることしかできませんでした。

弁護士に相談すべきタイミング

滞納を繰り返しながらも毎月の返済をなんとかやり過ごす日々が1年以上続いており、支払い催促の電話に怯えて過ごしていたある日、スマホの電源を切りました。

着信が鳴らないスマホにホッとしたのを覚えています。

私にとって、スマホの電源を切った瞬間が精神的な“限界”に達した時でした。

とはいえ、借金が減る訳でも催促がなくなるわけではありません。

最終的には、ネットで見つけた『借金返済シミュレーター』を利用したことがきっかけとなり、弁護士さんからのアドバイスをもらって自己破産することになりました。

このような経験から言えることは、精神的な限界は存在するということ。限界に達すると冷静な判断ができなくなり、状況はますます悪化します。

例えば、以下に心当たりがある人は、すでに“限界”を超えているはずです。

スマホが鳴ると恐怖を感じる。
家にまで取立てに来ないか不安。
職場の電話が鳴る度にビクビクしている。

とはいえ、借金が100万円未満なら頑張って返済を続ける、もしくは知人/友人/家族に相談して助けてもらうことも解決策の1つです。

しかし、借金が100万円を超えており、返済し続ける目途が立たない場合は、今すぐ法律の専門家(弁護士や司法書士)に相談することをおススメします。

自己破産のデメリット

自己破産すれば借金をチャラにすることができますが、その反面、デメリットがあることも忘れてはいけません。

そのため、借入状況、返済状況などを弁護士さんと相談したうえで、最適な解決策を考える必要があります。

自己破産のデメリット

  • 費用がかかる。
    ※一般的に30万円~50万円が相場です。
  • 財産が差し押さえられる。
    ※家や車、銀行口座や証券口座が差し押さえられます。
  • ブラックリストに登録される。
    ※5年間はクレジットカードを作れず、その他ローンを組うことができません。
  • 官報に掲載される。
    ※個人情報が載ってしまうため、誰かにバレる可能性や、闇金業者から営業が来る可能性があります。
  • 保証人が要る場合、返済義務が保証人に移る。
    ※クレジットカードやカードローンの場合は保証人はいません。

なお、20代1人暮らしの独身者(特に女性)は、自己破産しても上記のデメリットはほとんど影響しないかもしれません(その理由は以下ページにまとめています)。

失敗してもやり直せる!未来は明るい!
【朗報】20代1人暮らし独身女性は自己破産してもやり直せる!借金200万円で詰んだ体験談
【朗報】20代1人暮らし独身女性は自己破産してもやり直せる!借金200万円で詰んだ体験談 毎月の返済を滞納するようになった...。 毎日催促の電話が鳴り続けているけど怖くて出れない...。 家にいても取...

※借金200万円で自己破産した私の体験談です。

とはいえ、

知り合いに知られたくない…
財産が差し押さえられるのはマズい…
自己破産には抵抗がある…

という人は、任意整理によって現在の借金がどれくらい減額できるかを『借金減額シミュレーター』でチェックしてみてください。

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